ガソリン満タン

正月、関西に帰り、本とCDでトランク満タンにし、また旅立つ。
ああ、重たかった。


〜今回入手したガソリンたち〜

・『深夜特急1 香港・マカオ編』(沢木耕太郎
 沢木と同じく、26歳にて香港の地を踏むにあたり、再読。


・『旅する力 深夜特急ノート』(沢木耕太郎


・『新しいアジアの構図』(戴国輝)
 ちょっと古ぼけた、台湾人によるアジア論。


・『父の縁側、私の書斎』(檀ふみ
 憧れの人、檀一雄


・『トワイライト』(重松清
 なんとなく買い。


・『漱石を売る』(出久根達郎
 高円寺、古本屋、達郎。


・『半島を出よ』(村上龍
 まさにガソリン。


・『希望の国エクソダス』(村上龍
 まさにガソリン2。

 
・『イメージの帝国/映画の終り』(吉本光宏)
 今回映画関係で唯一調達した本。


・『白川静 漢字の世界観』(松岡正剛
 巨人に学ぶための、緩やかな助走。


・『星に降る雪/修道院』(池澤夏樹


・『池澤夏樹 アジアの感情』(新井敏記)
 いま、これを読んでいて、池澤夏樹を1から10まで読みたくなった。
 未来圏からの風、マシアス・ギリの失脚、旅をした人、、、
 沖縄、ハワイイ、アラスカ、ギリシャ、フォンテーヌ・ブロー、、、


・『TRANSIT 第3号 特集:スペイン・ポルトガル
 いつかは行きたい、檀一雄の地、ポルトガル。そして、モロッコへ!


・『Coyote No.34 特集:たったひとりのアラスカ 星野道夫
 From 池澤夏樹 To 星野道夫


・『BRUTUS #643 土日月マカオ
 麻生久美子×マカオマカオ引力倍増。


Cocco/BIRD/FPM/つじあやの/100s/斉藤和義/Mr.Children達のCD
 このへんの趣味は全然変わらない、なぁ。

備忘録Ⅱ

駆け抜ける日常たち。


■映画
・『一八九五』
 台湾映画。日本統治期の、抗日物語。
 恐らく大半が客家語のせいもあって字幕追いきれず、挫折(睡眠)。
 PS 森鴎外が短期ながら台湾にいたとは知らなんだ。


・『インテリア』by Woddy Allen
ちょっと古いウディ・アレン映画。ベルイマン特集の一つとして
 上映されてて、何で?と思いながら観たが納得。
 僕が観てきたアレン映画の中では異色の、確かにベルイマン映画に
 そっくりな、暗くねちっこく笑えないストーリー。
 ちなみに最近よくシステム関係の打合せをしていて、つくづく
 ベルイマン映画みたいだなぁ!と思う。全然関係ないけど。


・『愛的発音練習』
 台湾映画。
 はからずも、アイドル系映画?台湾で人気の役者が複数出ていた
 模様。ヒアリングの練習と思って観れば悪くない、その程度の
 内容でした。


・『ブエノスアイレス』by 王家衛
 友人に借りたDVDで。
 これでもか、というくらいスタイリッシュな映像は確かに格好良いが、
 ちょっと懲りすぎな感あり。トニーレオンのしゃべるスペイン語の方が
 格好いい。最後は、台北の夜市を、MRTを、駆け抜ける。


・『飛行少年』
 台湾ドキュメンタリー映画。DVD購入。
 少年院の子供たち、一輪車で台湾一周。


もう何本か観た気がしますが、、、


■本
・『私の紅衛兵時代』(陳凱歌)
・『リツ子・その愛』(檀一雄
・『リツ子・その死』(檀一雄
・『静かな生活』(大江健三郎) 
・『濁水渓』(邱永漢

ちょっと、読書不足かなぁ。
正月帰ったら、買いたい本がいっぱいだ。

備忘録

ここ最近観た映画・読んだ本。

■映画
・『硫黄島からの手紙

・『薔薇の葬列』(松本俊夫
 ピーターの衝撃。

・『海角七号
 すっきりさわやか台湾映画。

・"orz boyz!"
 こちらも台湾で大ブームの国産映画。
 
・"Le fils de l’épicier"@機上
すっきりさわやかフランス映画。

・『ぐるりのこと。』@吉祥寺
 文句なしの一本。

・『檸檬』@機上
 台湾映画?ウルトラB級。

・『小城故事』@YOU TUBE
台湾古典映画。李行。鹿港。

*どうやら年末あたりにCocco X 是枝裕和
 記録映画が公開されるらしい。必見!


■本
・『コルシア書店の仲間たち』(須賀敦子
・『日中一〇〇年史 二つの近代を問い直す』(丸川哲史
・『鴨川ホルモー』(万城目学
・『哈日族 なぜ日本がすきなのか』(酒井亨)
・『脳の中の美術館』(布施英利)

朱銘美術館

こんな贅沢な美術館、日本でも観た事ない!
『朱銘美術館』@金山
http://www.juming.org.tw/opencms/juming

台湾漂流6ヶ月目、これまでに訪れた数多の場所の中でも
1,2を争う素敵な場所に出会った週末でした。

台北漂流Ⅱ

・『九降風』@台北之家
久しぶりに、ちゃんとした映画館で映画を観た。
大型スクリーンと真っ暗闇に包まれると、妙に気分が高揚した。
そして、とってもさわやかな青春映画でした。
(ちなみに舞台は新竹でした)


・西門町
かつて萬華と呼ばれ栄えた地域。
今は「台北の原宿」として若者でにぎわう。


・『古都』(朱天心、国書刊行会、2000)
台北の過去と現在、そして京都までもが錯綜し、
ひたすらノスタルジーに囚われて過去にしがみつく
「あなた」。ちなみに京都の描写はその大半を
川端康成『古都』(だったと思う)から引用。
蜂大珈琲@西門町にて。

大子町に捧げる

『グリズリーマン』(ヴェルナー・ヘルツォーク、2005)
『真昼のプリニウス』(池澤夏樹

熊に近づきすぎて喰われた男と、火山に近づきすぎて呑み込まれた男。


さて、自分はどうもブログに向かない、とつくづく思う。
せいぜい読書記録用にでも使おうかなぁ、この漂流記。

・『反中vs.親中の台湾』(近藤伸二、光文社新書、2008)

・『大日本帝国クレオール 植民地期台湾の日本語文学』
 (フェイ・阮・クリーマン、慶應義塾大学出版会、2007)